ケイマス・ヴィンヤードの栄光の時代を築いたランディ・ダンは、当時ほとんど誰もいなかったナパ北部のハウエル・マウンテンの山中で自らのカベルネを作り始めた。高い標高によりカリフォルニア名物の霧は届かないが、平野部に比べ気温は低く、強い日差しと冷たい空気、火山性の痩せた土地が適度に熟した引き締まった個性的なブドウを育てる。一時期カルトワインとして紹介されたこともあったが、ブドウの過熟を嫌うランディは、濃厚な果実味や高いアルコールを誇る彼らとは明らかに一線を画したスタイルで長年高い評価を受けている。現在では息子マイクがワイン造りを担い、娘のクリスティーナが事務方を引き受け、ランディがそれを見守る形で家族経営を続けているが、手作業で品質が保てる数量以上は決して造らない。セカンドラベル的な位置づけではあるが、その品質の高さには驚かされる。自社畑のほかナパヴァレーの優良畑のカベルネをブレンドする。“ ハウエルマウンテン” の弟的存在ではあるが、その存在感は兄にも劣らない。

開店祝い ダン・ヴィンヤーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー2015-赤ワイン



開店祝い ダン・ヴィンヤーズ・カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー2015-赤ワイン

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